車を保有する必要性

郊外で車を保有している率は、都会で車を保有している率を大きく上回っています。
これは、生活に欠かせない病院やスーパーマーケット、子供の保育施設、公共役場などが広い範囲に点在していることが大きな原因です。また、利用者がそれらの施設に移動するための公共機関が、都会ほどには発達していないというのも原因の一つでしょう。
一方都会では狭い範囲にあらゆる施設が密集しているうえ交通網も発達しており、利便性が良いということも、車を必要としない要因です。同時に、車を持つことで、家計を圧迫する購入費や維持費が発生することも、車の必要性を低くしている要因でしょう。

そうは言っても、レジャーに向かう際や夜間の救急外来訪問、お子さんの送迎などには、やはり車移動のメリットはあります。多くの荷物や重い買い物を一度に運ぶ際にも、車の必要性を感じることでしょう。
小さなことですが、空模様が良くない時も車で移動すれば、雨や気温に煩わされる心配はありません。その点では、全天候型の移動空間であるとも言えます。

また、小さい赤ちゃんを満員電車に乗せる苦労や、車椅子で凹凸の激しい歩道に困ることも少なくなるでしょう。
公共機関を利用する場合は、その乗車場所までの移動が大変です。また、待ち時間も計算に入れなければなりません。切符の手配や、階段の上り下り、エレベーターの順番待ちなども含めれば、それ相応の手間もかかります。

車を持つことのデメリットは、主に購入費用、維持費が必要になることや、所有している車の保管場所確保に工夫が必要ということでしょう。しかし、家族構成によって車の利用ケースも変わってくるため、必要性も重要度も変動するかもしれません。